子牛ののどつまり
子牛がよだれを垂らして哺乳しません。
のどつまり つまり食道に何かが詰まってしまったのでした。
子牛の喉つまりは、2番草が喉の奥に詰まっていることがあり、手を口の奥に入れて詰まった草を取るとケロッとすることがあります。
しかしこの子牛は、そこにはありませんでした。
そこで投薬器を使いゆっくりとお湯を口に入れゴクンと飲み込ませてみました。顔を上げて飲ませるとお湯が気管に入って誤嚥することがあるので顔は地面に平行かやや下げて行いました。変化なしでした。
次に管を入れて食道に詰まっているものを胃に押し込もうとしました。しかし何度やっても管を飲み込んでくれません。「困ったな。内視鏡を持ってくるか」と思案していたところ、
農家さんが「これ使える?」と子牛用の人工呼吸器を持ってきました。
子牛の口にくっつけ引っ張るとなんと詰まっていた草が取れました。
アイデアすごい。