タモギ茸、新製品登場

カウゴッドパウダー、ホースゴッドパウダー

これまでカウゴッド、ホースゴッドとしてタモギダケを煮出した液体を多くの皆様に使っていただいています。その中で、粉末にできないかと以前から要望がありました。均一なパウダーにするなら液体から水分を飛ばして作る方法ではコストがかかりすぎるという難点がありました。そこでタモギダケを54度24時間ゆっくりと乾燥させることで成分が液体と変わらないものをつくることができました

匂いは?食感は?

やや魚の干物の匂いに感じます。口に入れると香ばしくスナックを食べているような食感です。このまま味噌汁のだしや冷ややっこのかつお節代わりになりそうです。

牛に与えてみたところ。馬に与えてみたところ

10頭の牛に与えて7頭はすぐに食べました。残り3頭は警戒して食べませんでしたが翌日には食べていました。20頭の繁殖馬に与えてみたところ、ビートパルプと混ぜたせいかすべての馬が完食しました。

与える量は?

カウゴッド、ホースゴッド80ml1袋相当がパウダーなら5gです。とは言っても軽いので片手ですくえるくらいの量です。ただ、やはり液体のほうが体への吸収率は良いようです。そこで8~10gを目安に与えると良いと思っています。市場販売に先立ち試供品を少し作りましたので、興味のある方はお送りしますので連絡をください。ただ、現役競走馬においてはまだ理化研に出していないので使用できませんのでご了承下さい。

上腕骨骨折の子牛

養牛の友 12月号で紹介した右上腕骨骨折子牛のその後。 11月30日に抜糸しました。 写真は12月5日 まだしっかりとは着地できませんが、手術は成功です。 それにしても痩せています。骨折の治癒には体重が重くない方がいいのですが…   12月14日 球節は沈下しすぎていますが、だいぶしっかり着地できるようになりました。   12月25日 やっと体つきもよくなってきました。 もう大丈夫です。        

馬 皮膚炎 けいくん

繁殖馬のけいくんを自家治療しても治らないようです。

左後ろ足は皮膚炎がひどくて球節を沈下、伸ばすことができません。

 

そこで始めの3日間は抗生物質を注射して、

同時に2週間はアカエゾマツ軟膏を塗布しました。

腫れはかなり引いて、球節は沈下できるようになりました。

けいくんにはアカエゾマツ軟膏が効いてくれることが多いです。

後ろ足を前から撮っています。

左足の腫れもスッキリしました。

酪農学園大学、大塚先生からも助言を受けマス

交流のある酪農学園大学の大塚先生に杉山伊藤牧場さんをみてもらい助言を受けました。 特に黒毛和種子牛の飼養管理において、指導者により考え方が大きく違います。 私は先生の考え方と近いのでとても楽しい時間を過ごさせてもらえます。 必要に応じ血液検査もお願いしています。もちろん有料です。 子牛の状況を見ながらディスカッションさせていただき、最善の方向を見出していきます。 少し目線を変えることで子牛は少しの期間で見違えるほど変わります。 良くなった子牛たちをみると獣医師冥利につきます。  

タデくうむしもすきずき

秋になると放牧地に赤い草が生えています。 キレイ? 馬はあまり好きではないようです。 タデ(蓼)です。 「蓼食う虫も好き好き」ということわざを知ってるかいと牧場のスタッフに聞いても知っている人は少ないので会話は続きません… 蓼は蕎麦の仲間でそのまま食べるととてもにがいです。要するにまずい。そして 蓼は土地が栄養不足の時に多く生えて来ます。 たくさん生えている放牧地は要注意です

クライアント

長くこの仕事をしているとクライアントの皆様との関係もファミリーと言ったほうがしっくりとくるのかもしれません。だからこそそれに甘んじることなく日々研鑽しより良い医療を提供していきたいと思っています。

子牛の骨折

3週間前に飛節を完全骨折した子牛。人の足でいうなら足の裏のかかとの近く。 生まれて半月位までの子牛なら4週間もギブスをしておけばくっついてしまいます。 さすが子牛は再生力があります。 人なら足を動かさないでと言えるのでしょうが牛はそうはいきません。 それでギブスの中で足を動かそうとして、ここでは飛節がギブスにあたり皮膚が壊死する危険があります。その心配から早めに一度外しました。 付け替えて1週間後にギブスを取る予定です。

子牛の黄疸
閲覧注意

解剖すると皮膚の下は黄色くなっていました 肝臓は大きくなり、黄色くなっていました。 胆嚢は大きくなって、本来なら胆汁は十二指腸に出ますが、胆管がなく十二指腸とつながっていませんでした。 胆汁はでるところがなく肝臓に逆流してしまいました。 胆汁は細胞を壊す作用があるので肝臓がどんどんやられてしまいました。